香りの記憶…

2003年4月25日
仕事が決まってからというもの
なんだかいつも緊張してて、落ち着かない。

そんな時、彼のたばこを取り出す。

いつも彼が吸っているたばこ。
私の同居人はたばこを吸わない人だから
彼と逢った後は、その香りを消すのに必死だった。
けど、私にはその香りがたまらなく
心地よく、そして官能的だった。

彼に抱かれている間
そのたばこの香りに私は包まれていた。
心地いい時間とけだるい体の感覚の中
彼がたばこに火をつける・・・

私はウトウトしながら、彼が吸う姿を見つめる
あぁ…私は今 女だなぁと思う瞬間だった

付き合っている時は、何も思わなかったけど
彼とあまり逢えなくなった時に
私はそのたばこを買ってみた

私は吸った事がないので
一本取り出して、火をつけて
煙が漂うのを見つめる…

その香りが私を包んだ瞬間
彼との時間が恐いぐらいに甦る
私の中の女が条件反射に目を覚ます

さっき久々に火をつけてみた
雨の降る音を聞きながら
煙の漂う先を見つめる…
たばこの香りで…少し気持ちが慰められた

まだまだだな

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